
KeyStudio
ユーザーガイド
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KeyStudio
のオクターブをシフトするもう
1
つの方法では、編集モードの図解の高度な機能の中から「
OCTAVE +
」と「
OCTAVE -
」の黒鍵を使用
します。このオクターブ・シフトの方法では、オクターブ・ボタンがその他の
MIDI
機能をコントロールするよう割当てられている場合に有効に使用で
きます。
1. Edit Mode
ボタンを押します。
2. B2
の左の黒鍵(
Bb2
)を押します。
Edit mode
(編集モード)では、この鍵盤は「
OCTAVE +
」として機能しキーボードを
1
オクターブ上
にシフトします。キーボードは、最大
4
オクターブまで上にシフトすることが可能です。
3. F2
の右の黒鍵(
F#2
)を押します。編集モードではこの鍵盤は「
OCTAVE -
」として機能しキーボードを
1
オクターブ下にシフトします。キー
ボードは、最大
3
オクターブまで下にシフトすることができます。
4. G2
の右の黒鍵(
G#2
)を押します。編集モードではこの鍵盤は「
OCTAVE 0
」として機能しオクターブ・シフトをゼロに戻します。
5.
オクターブ・シフトの選択が終了したら「
Enter
」機能を持つ
C5
を押すか、または
Edit Mode
ボタンを押して編集モードを解除します。
トランスポーズ
場合によっては、
1
オクターブではなく数セミトーン単位でピッチを上下させる方が有効なことがあります。例えば、歌手が一緒に歌う場合に高い
ノートを出すのが困難な時等にピッチを
1
セミトーンまたは
2
セミトーン分を下に変更すると有効です。これには「トランスポーズ」という機能を使用
します。
トランスポーズは、オクターブ・シフトとよく似ていますが、違いは
12
セミトーンの倍数に限定されずにシフトすることです。編集モードでは、オク
ターブ「
<
」と「
>
」ボタンでトランスポーズ機能をコントロールするよう割当てることができます。また、黒鍵の
F#3
と
G#3
と
Bb3
を使用してトラン
スポーズをシフトすることもできます。黒鍵はそれぞれ「
TRANSPOSE -
」、「
TRANSPOSE 0
」、「
TRANSPOSE +
」の機能を持ちます。
オクターブ「
<
」と「
>
」ボタンにトランスポーズの機能を割当てる方法:
1. Edit Mode
ボタンを押します。
2.
「
DATA = TRANSPOSE
」機能を持つ
D1
の右の黒鍵(
D#1
)を押します。
D#1
を押すとすぐに
KeyStudio
は編集モードを解除します。
オクターブ・ボタンがキーボードをトランスポーズするように割当てられると、両方のオクターブ・ボタンでトランスポーズができることを示す
LED
が点灯します。キーボードのトランスポーズをゼロに戻すには、オクターブ「
<
」と「
>
」のボタンを同時に押します。
チャンネル
キーボードから送出される
MIDI
データは
16
ある
MIDI
チャンネルの中で任意のチャンネルから送出されます。
KeyStudio
のデフォルトでは、
MIDI
デー
タはチャンネル
1
から送出されますが、
MIDI
のパフォーマンスやレコーディングの方法によっては別のチャンネルからデータを送出することが必要に
なる場合もあります。以下の方法で
MIDI
データが送出されるチャンネルを変更することができます。
1. Edit Mode
ボタンを押します。
2. D1
から
E3
までの
16
チャンネルのうち送出するチャンネルの鍵盤を押します。
KeyStudio
は鍵盤を押すとすぐ編集モードを解除します。
例えば、チャンネル
10
でデータを送出する必要がある機器を使用している場合、まず
Edit Mode
ボタンを押し、
F2
の鍵盤を押してチャンネル
10
を選
択します。このチャンネルは、
GM
対応のシンセサイザーや音源モジュールを使用する場合、通常ドラムのサウンド専用です。
Edit Mode
ボタンを押してから
C#2
の黒鍵を押すとチャンネルをオクターブ「
<
」と「
>
」ボタンに割当てることができます。オクターブ「
<
」と「
>
」
ボタンを使用してチャンネルの番号を変更することができます。チャンネル
16
まで変更した後で「
>
」を押すとチャンネル
1
が選択されます。「
<
」
と「
>
」ボタンにチャンネルを変更するよう割り当てた場合、チャンネルにマイナスの数値を割当てることはできないためボタンの上の
LED
は点灯し
たままです。「
<
」と「
>
」ボタンの両方を同時に押すと
KeyStudio
のデフォルトであるチャンネル
1
に戻ります。
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